商品名 : お米の生産者価格と消費者価格 米価はどのように決まるのか

メーカー名 : ロギカ書房

商品価格 : ¥ 2,600 税抜

出版年月日 : 2026年4月

著者名 : 土田 義憲

ISBN : 9784911064429

ジャンル: 本 法律・経済・経営 理学

数量:

お米の妥当な消費者価格は、概算金の2.075倍。

本書は、玄米の生産者販売価格と白米の消費者への販売価格の決定メカニズムを取り上げたものです。

白米の消費者価格は、2024年後半から2025年前半には5kg 4,000円~5,000円と、
1年前の2倍を超える水準にまで高騰しました。2025年後半もほぼ同様の水準で推移しています。
白米の高騰に対抗するために、うどんやそうめんなどの麺類の購入に切り替えた消費者も多いようです。
そして、消費者への販売価格の高騰を抑えるべく、農林水産大臣が全面に出て、
随意契約で備蓄米を放出する事態にまで発展しました。

他方、米の生産者からは
"玄米の価格が安いので生活資金が確保できない"
"このままでは営農を続けられない"という悲鳴に近い声とともに、
玄米の生産者販売価格の上昇を望む声もマス・メディアで紹介されています。
しかし、2025年産米が出荷されるようになった2025年9月以降は、
高すぎる新米の価格に対処するために消費者のコメ離れが進み、
将来的な米の需要減少と米の価格下落を心配する声も聞かれるようになりました。

そこで本書では、玄米の生産原価の構成を明らかにし、玄米の生産原価と販売価格の関係、
玄米の生産者販売価格と白米の消費者販売価格の関係を明らかにすることに取り組みました。

第1章では、米の生産原価の要素を明らかにするために、米の生産過程を明らかにしました。
第2章では、玄米の生産原価の構成と生産原価の金額を、原価計算の手法で明らかにしました。
第3章では、その乖離を解明するために、御売業者の卸売価格と小売業者の小売価格の決定メカニズムを解析し、
玄米の生産者販売価格と白米の消費者販売価格の関係を算式で明らかにしました。
第4章では、玄米の生産者の経済的な余裕を確保するために、
農業所得を増大させる方法について取り上げています。
第5章では、管理会計の技法を応用し、
稲作農業者の販売収入の増大と生産原価の低減に係る意思決定の場面について、
事例をとり入れて解説しました。
第6章では、稲作農業者の農業経営費と生活費の区分の必要性について取り上げています。

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